通級指導室の面談~成長した娘

発達障害 日常
スポンサーリンク

発達グレー?の小1しろたんは、夏休み明けから通級指導室へ通っています。

通い始めた頃のしろたんの学習面はこんな感じでした。

  • 授業中の落ち着きがない
  • 先生の話を聴いていない
  • 文章の理解ができない
  • テストは0点を取る
  • 漢字が書けない
  • 宿題に1時間かかる

これらが全て、半年で大きく改善しました!

最近、家族の中でも、しろたんはとても変わったと思っていましたが

先生の目から見てもかなり成長したと感じるとのことでした。

家、放課後デイ、習い事などの取り組み全ての相乗効果はあったと思いますが、

通級指導室の効果は絶大だったと感じます

しろたんが通級でどんな風に過ごしていたのか書いていきます。

点つなぎで字が上手になった

しろたんは字を書くことが苦手でした。

ひらがな、カタカナでも苦労したのに

漢字になってからはボロボロでした。

通級の先生はそれを、「斜めの線を書くのが苦手だから」と話されていて、

斜めの線を書く点つなぎで、楽しみながら練習に取り組みました。

漢字を覚えるのが速くなり、字が綺麗になりました。

形の認識

プリントに書かれているとおりに

図形を紐に通していくという課題。

しろたんは苦手だったようですが、こちらも練習の結果、出来るようになりました。

また、ひらがなとカタカナが混ざった文章を読む訓練もしたみたいです。

一文字ずつ文章を読むので文章を読むのが精一杯で、

話が頭に入っていない様子だったしろたんが、

今ではスラスラと文章が読めるようになりました。

また、滑舌が悪かったのも少し改善されました。

数のトレーニングで時計がスムーズに読めた

百玉ソロバンを使って、5とびの数の数え方のトレーニングをしました。

5のかたまりを認識することで、時計を読む力に繋がり、

思っていたよりも早く時計が読めるようになりました。

感覚統合訓練で体の使い方のイメージをもつことができるように

サーキット運動やリトミック、感覚統合遊具を使用して身体づくりをしました。

ボールを受け取るのが上手になったり、身体を丸めたり、ぶらさがるという力も付いてきたようです。

身体の使い方のイメージをもつことができるようになったことで、

運動の幅が広がったと思います。

授業中の落ち着きのなさは多分今も変わらない

しろたんは周囲が気になりすぎて集中できなくなるタイプなので、

おそらく今も、授業中は落ち着きがないんだろうなと感じます。

それでも、文章が読めるようになったり理解力が高まったことで、以前よりは授業参加できているのではないかな?と思います。

周りが気になって授業は理解できなかったとしても、

通級で補ってくれているのがとても大きいです。

2年生になっても通級継続

だいぶ改善されてきたしろたんですが、

それは通級があってこそ。

今の状態を維持していくために、2年生になっても通級を継続したいことを伝えました。

先生の見立てでは、今の娘の伸び方だと、3年生になる頃には通級が必要なくなるかもしれないとのことでした。

通級に通っていて本当に良かった

小学校へ入学するときは、

発達障害とは全く思っておらず。

初めての参観日のときに、勉強のできなさっぷり、授業中の落ち着きなさっぷりに驚いたものでした。

担任の先生に相談したことで、通級指導室に繋がったのですが、通えて本当に良かったです。

通級に通っていなかったら、今頃娘は、まだ漢字も書けず何を勉強するのでも上手くできず、毎日泣いていたかもしれません。

勉強が全てとは思いません。

でも、基礎的な勉強でつまずくということは、何か原因がある。

それは放置すると、後々生きづらさに繋がると思うのです。

早い段階でアプローチすれば、こんなにも変わるんだと

身をもって体感しました。

勉強は全てではないけれど、

勉強なんて出来なくて良いとは全く思いません。

少なくとも小学校レベルの勉強はできなければいけないと思っています。

ある程度できなければ、自分が何かをやりたいと思ったときに道を狭めることになるからです。

勉強できない子や発達障害児を育てるのはとても大変ですが、

自宅だけではなく

周りの力を借りて多方面でアプローチするのがとても大事だと改めて感じます。

通級の先生が

「しろたんは、きっともともと能力があるけど、本来の力が出せていなかっただけだと思うんです」

と言っていました。

本来力を持っていても、出せていないことって沢山ある。

それをいかに引き出していくか?

どういうアプローチが良いか?

自宅でも日々試行錯誤です。

しろたんのことを見守って応援して下さった通級の先生、クラスの担任の先生、ともに感謝の気持ちでいっぱいです。

「ダメな子」と決めつけず、子供の可能性を信じて寄り添って応援してくれる大人の存在はとても大きいです。

この1年、家でどんな取り組みをしたか?や習い事の効果はまた別記事で書こうと思います。

コメント

error: このコンテンツのコピーは禁止されています。
タイトルとURLをコピーしました