幼稚園時代、登園拒否気味だった小1のしろたん。
小学生になってからは、前向きに登校することが多くて安心していました。
勉強は苦手だけど、コツコツと家で頑張り、2学期からは通級も通い始めて一生懸命取り組んでいます。
習得するのに時間がかかるしろたんは、ようやく出来るようになっても、次々と進んでいく学校の勉強。
先日の通級の先生との面談でも言われた、漢字に苦戦中。
今週になってから、連日夜に寝付けないしろたん。
次の日に嫌なことがあると、そうなりがちです。
朝もなかなか起きられなくなった。
それでも学校へ行くと楽しかった話やお友達との話をしてくれるから
季節の変わり目で不調なのかな?と思っていたけれど・・・。
やっぱり嫌なことがあった
今日もなかなか寝付けず、好きな音楽をかけて一緒に話をしていました。
するとしろたんがポツリと
「どうしてみんな自分の名前を漢字で書けるのかな」
と言う。
しろたんの名前はまだ学校で習っていない漢字だけど
みんな学校で習っていない漢字でも書いているらしい。
そして、「Aちゃんに、書けるようになった方が良いよって言われた。悔しかった・・・」と。
Aちゃんは、たまに一緒に遊ぶお友達。
最近娘が遊びたがらず、
「嫌になったから。つまらなくなったから」と言うようになり気にはなっていたところでした。
しろたんは身体が小さいから、妹みたいに可愛がられることが多い反面、同い年なのに年下扱いされがちというか、
「できない子」という風に扱われているなと感じることは多いです。
でも、Aちゃんは対等に接してくれるお友達だと思っていました。
Aちゃんは決してしろたんをバカにしたわけではないと思うけど(と思いたい・・・)、しろたんは自分のできないことを指摘されたのが相当悲しかったのだろうなと思う。
登校拒否でも良い
幼稚園時代もそうだったけど、私は子供が辛そうなとき無理に行かせないようにしています。
それを「甘やかしている」という人もいるけれど、心をリフレッシュする時間というのは大切だと思うから。
ちょっとした心のモヤモヤやストレスが溜まった状態であれば、
1日休んで好きなことをして、話をして、そして少し前向きになれたらそれで良いなと思う。
それが長く続くようであれば、また対応は改めて考える必要があるけれど・・・
私自身が、学校は絶対行かなければいけない場所とは思っていなくて
もし重大なこと(理不尽ないじめなど)があったのなら学校以外の居場所(フリースクールとか)に行けば良いと思っています。
でも、少しでも楽しいという感情が学校に対してあるうちは、学校は得るものが沢山あるから、できるだけ登校した方が良いと思っています。
リフレッシュしてまた登校できるように寄り添っていきたいです。
今できること
しろたんには、
- 人それぞれ得意不得意があるから、得意なことを大切にしていこう
- 苦手なことも、なんでもコツコツ努力を重ねることが大切だから、それを継続していこう
と伝えて色々な話をしました。
そうしているうちに、娘は眠っていました。
寝る前はふと本音を話してくれるから、寝る前のお話しタイムは大事にいています。
自分の気持ちを沢山話すと落ち着くのか、気づいたら寝息を立てて寝ていることが多いです。
得意だけを伸ばせば良いと思っていた幼稚園時代。
小学生になると、それがなかなか難しくなってきました。
遊びや体験を通しての学びが一番と思っていましたが、学校の勉強というのはまた違った分野なのだなと。
しろたんのあまりの勉強の理解力の低さ、授業へ付いていけてなさに焦りを感じ、
私自身、勉強に関して口うるさくなっていました。
しろたんに合った勉強法も色々と模索中です。
でも、しろたんに負担なく、苦手意識を植え付けず、家では出来るだけリラックスして過ごせるようにしていこうと反省しました。
お友達からは、これからも勉強ができないことをバカにされたり見下されることがあるかもしれません。
でも、他人は変えられないから自分の意識を変えるしかない。
子供はその力を身に着けている最中だからこそ、周りの大人の関わりがとても大切だと思うのです。
辛い気持ちを受け止めて、努力を認めて、良いところに目を向ける。
悔しい気持ちを良い方向に昇華できる日がいつか来ると信じて・・・。
コメント